ホームページ制作のためのガイド
ホームページを作りたいのだが、どうしたらいいのか分からない。制作にあたって何を準備すればいいのか分からない。 こうした問題にお答えするために、ここではホームページ(サイト)制作のためのポイントを紹介致します。
サイトの利用目的-何がしたいのか、誰に何を伝えるのか
まず、サイトをどのような目的で利用したいのか、どんなタイプのサイトを作りたいのかを決めます。
- 会社案内として利用したい。
- 商品、サービスを紹介したい。
- ネットショップとして利用したい。
大別すると、サイト制作の利用目的は上記の3種類になります。
どういった目的で
利用するのかによって、制作するサイトのタイプが変わってきます。
また、このタイプの違いによって、
トップページのデザインやメニュー構成が変化してきます。
次にサイトの方向性(制作するサイトのタイプ)が決定したら、更にその目的の絞り込みを行います。
- Who(誰に)[ホームページユーザーの世代・性別・ターゲット層を絞り込みます]
- What(何を)[伝えたい情報の内容を整理します]
- How(どのように)[情報を知った結果、どのような行動をしたもらいたいのかを考えます]
例えば、
「近隣の学生に」「採用情報を知らせて」「資料請求をしてもらいたい」
「ミドルエイジの客層に」「自社のAというサービスを知らせて」「問い合わせをもらいたい」
「購入を検討している見込み客に」「自社製品Aを知らせて」「購入してもらいたい」など、
目的の内容を具体的に絞り込んでいきます。
情報を整理する
サイトの目的を明確化したら、そのサイトに掲載したい情報を整理します。
その目的に沿った必要な情報を選別します。
サイトは単に情報をたくさん詰め込めばよいというわけではありません。
一番大切なことは、ユーザーの求める情報を提供することです。
ユーザーを混乱させず疲れさせない情報量で、求める情報まで迷わせずに誘導するということが大切です。
また情報量を絞り込むことによって、サイトの目的(特に知ってもらいたい情報)をユーザーによりアピールすることができるようになります。
次にその情報をカテゴリー別に分けます。
商品やサービス、情報を種類ごとに分類します。
また、「個人情報保護ポリシー」や、ネットショップの場合には「特定商取引法に基づく表記」の掲載が必要となります。
メニュー構成を考える
情報を分類したら、メニュー構成を決定します。
メニュー項目ひとつに対し、その内容を掲載するコンテンツページが1ページ必要となります。
ユーザーが求める情報に迷わずに辿り着けるように、分かりやすいメニュー構成にすることが大事です。
サイト構成を作成する
メニュー構成とそこに掲載する内容を一覧表に作成します。
ここでユーザーの視点から見て分かりやすいサイト構成になっているか、一度見直しをします。
サイトは、サイト構成を基に制作されるので、サイト構成の決定は大切な作業です。
製作途中、仕様変更などあれば制作費が別途発生することになりますので、十分検討してサイト構成を作成します。
デザイン案を考える
サイト構成が決定したら、トップページのデザイン案を考えます。
ここで重要なのは、トップページがサイトに掲載するすべての情報への入り口になっているということです。 トップページには、特にユーザーにアピールしたい商品やサービス、情報を、もしくはユーザーが求めいいる情報を掲載する必要があります。
上記の点を踏まえて、選別した情報や写真などの画像を用意した上で、デザイン案を考えます。
コンテンツページに必要な原稿と素材(写真など)を用意する
サイト全体に統一感を持たせるため、書式と文章の分量(文字数)を決めて原稿を作成します。
また、資料(原稿、写真など)の受け渡しが遅れるとその分、制作予定がずれ込んできます。
サイト制作に使用する全ての資料が揃わなくても、それぞれのページに必要な資料が用意できたら、その部分からでも先に制作業者に受け渡しをするようにします。
サーバーについて
使用するサーバーが決まっていない場合は、制作するサイトによって契約するサーバーのタイプが変わってきますので、サーバーの選定が必要となります。
ここまでサイト制作のためのポイントを紹介してまいりましたが、ご不明な点があればご相談ください。